階段落ちと対策
先日、天気が良かったので長座布団をベランダに干して取り込んだ後のこと。
その長座布団を下の階に運ぼうとした瞬間、階段の一番上から転落しました。
落ちた直後に急激な耳鳴りと手のしびれ、吐き気があり、立ち上がろうとすると右腰に激痛が走り、目の前が貧血のように暗くなる、という状態に。
何度か立ち上がりをトライするものの、どうしても目の前が暗くなって体から力が抜けて歩くことが出来ず、自家用車で病院へ連れていってもらうのを断念し、救急車を呼ぶことにしました。
すぐに救急隊の方が駆けつけてくれ、その時には手のしびれはおさまっていたもののかなり手が冷たく、脊椎損傷をしているといけないとのことで頭部をがっちり固定されました。
病院に運ばれレントゲンを撮ってもらい、幸い骨には異常がないとの事で痛み止めが効くまで安静にし、2時間ほどで帰宅しました。
救急隊の方が帰り際に「お大事にしてくださいね」と声を掛けてくれたのが嬉しかったです。
帰宅後、時間が経ってくると痛いと思っていた右腰以外にも背中やひじ、全くぶつけていないと思っていた左半身にまであざができていました。
特に背中は背骨のすぐ横がちょっと腫れあがっていますので、場所が場所だけに心配です。
今現在は体を曲げたり湯船につかろうとしたり、着替えをしようとすると右腰にかなり激しい痛みが走りますが、様子見しています。
椎間板ヘルニアにとどめさしちゃったかなあ・・・
安全性の高い階段だった
我が家の階段はいわゆる「折り返し階段」と呼ばれるもので、安全性が高い方の階段です。
賃貸に住んでいた時に回り階段で何度か足を滑らせて落ちているので、引っ越す際に「絶対この階段がいい」とこだわった箇所です。
本当は折り返し部分が長方形一枚(要は踊り場)になるのが良かったのですが、どうしても都合で正方形×2に。
回り階段よりも物を運んだりするのに安心感があります。
なので、今回一番上から転落し、折り返し地点でぶつかって止まった、ということになります。ストレートや回りだったらもうちょっと落ちてたかもしれない・・・。
滑り止めを付けた
そんな安全性の高い階段であっても、落ちてしまった事実は変わりません。
滑りやすいという時点で安全性を完全に高めたとは言えません。
ですので、今回階段用の滑り止めを付けることにしました。
名前そのまんま。
蓄光素材が一部に使われているので、夜間電気を消した後、少しの間うっすらと光ります。
端から何センチ、と決めて全ての段に貼っていきます。
作業時間は15分ほど。
剝離紙を剥がして貼っていき、軽く叩いて固定し、スベラーズが剥がれないよう確認していきます。
貼る前と比べると安心感が違います。
色も目立ち過ぎずいい感じに。
実際に歩いてみると、無意識のうちに足の指でスベラーズを掴んで着実に降りていくことができました。
これで我が家の階段の安全性が上がったと思います。
もう落ちないようにしたいです・・・