夜のコーヒータイム
今回はお題スロットの「コーヒー」からお題を頂いて書いています。
私は喫茶店文化が根強い地方で生まれ育ち、現在も住んでいます。
元々親が喫茶店のモーニングによく行くほうで、土曜や日曜の朝によく家族で喫茶店に出掛けました。
更にいうと父は、幼少の頃からコーヒー好きなお父さん(私の祖父)に、喫茶店によく連れていってもらっていたそうです。
当時では子供がなかなか行くような場所ではなかったらしく、自分はさすがに子供で飲めなかったけど、サイフォンで入れるコーヒーを見ていた、と先日話してくれました。
その娘である私も、やはりコーヒーは大好きです。
いつから飲めるようになったのかはあまり覚えていませんが、確か小学校高学年くらいだったと思います。
当時はさすがにミルクと砂糖を入れていたと思いますが、いつからかブラックを好んで飲むようになり、高校通学の途中で自販機でコーヒーを買って持って行くのが日課になっていきました。
月日は流れ、就職し、転職。
転職した仕事は1日に会議が朝から立て続けに入る日が毎月1回以上は必ずあり、当初は会議に参加していなかった私も、2年目くらいからは参加するようになりました。
そこで出るのがコーヒー。
会議のたびに出ます。
そして会議のたびに飲みます。
給湯室で「コーヒー余ったけどいらない?」と言われれば飲みます喜んで。
「帰りミスド寄ってかない?」と言われれば、行きます行きます喜んで。まぁそこでコーヒーも飲みますわな。
ある日、1日でコーヒーを5杯ほど飲んだ日がありました。
そこで私は体調を崩してしまったのです。
この時にとても反省をし、「5杯も飲まない」と決めました。
あれから5年以上。
妊娠中はコーヒーが飲めなかったので、普通のコーヒーは控えてノンカフェインを愛飲していましたが、母乳育児も早々に終わり、ぼちぼちコーヒーを再開しだしました。
今度は、適量を楽しむ、と決めて。
ギフトでもらったインスタントのコーヒーを飲んだり、ドリップパックのコーヒーを飲んだりしていましたが、そろそろ粉がなくなってきて、さてどうしようかと考えていました。
たまには違うのも飲みたいなあと。
そこでたまたま、始めたばかりのSNS上にコーヒー豆屋さんがいらっしゃり、やりとりさせてもらっているうちに通販をやってるということを知り、注文させてもらいお取り寄せしました。
生まれて初めてインスタントじゃないコーヒー豆を買いました。
この状態で飲むにはペーパードリップのセットが必要なので、スーパーでお手頃のお値段だったドリップセットを購入し、ペーパードリップを始めてみました。
夜、旦那も子どもも眠りにつき、一人の時間になった時。
お湯を沸かしてペーパーセットして豆を入れ…
お湯を入れて豆を蒸らし…
ポタポタポタと抽出されるコーヒーからのいい香りを楽しみ、淹れたての温かいコーヒーを飲む
というコーヒータイムをするのが日課になりました。
寝る前なのに、コーヒーのいい香りで癒されてむしろよく寝れるような…
それでたくさん飲んじゃいそうなところを、ぐっとこらえて2杯でセーブしています。
とてもいい機会ですので、自分で色んなコーヒーを飲んでみて好みを知るのもいいな、と思い、いま色々なところで豆をちょっとずつ買って飲んでいます。
こういうのがやってみたかった。
喫茶店で飲むのも、セブンイレブンのを飲むのも好きだけど、自分で淹れて飲むのもなかなかいいものです。
今までは「家にあるやつを飲む」と受け身だったけれど、「自分でいろいろ探して飲む」という自発的・積極的な感じになってとても楽しいです。
きっかけをくれた豆屋さんに感謝。